まさ探訪

~社会の出来事や様子を僕なりに考えてアウトプットする雑記~

空気を読んではいけない

f:id:masansa:20180606065509p:plain

 

皆さんは空気を読める人間ですか?

 

僕は空気を読みまくって誰にでもいい顔をしながら生きてきた結果、空気になってしまった

日本人は僕と同じように人の顔色を伺いながら生きている人は多いのではないか

 

そんな空気人間にならないために読んでほしい本を紹介する

 

 

僕がこの本に出会ったわけ

 

僕は今まで空気を読みまくって生きてきた

 

もはや僕自身が空気なんではないか、というくらい人の顔色を疑って、嫌われないことだけを目的として生きてきた

 

そんな僕にとって空気を読まない生き方というのは、ある意味で僕の人生を否定されているようなタイトル

 

しかし今の生き方に満足していないことを体が教えてくれるように、本に手を伸ばしていた

これがこの本と僕との出会いだ

 

空気を読まないほうがいい理由

 

なぜ青木選手は空気を読まないことを推奨しているのか?

 

それは空気を読まずに行きていくことが、才能がない人の唯一の成功する道だったからだ

 

青木選手は体格的にも小柄な選手だし、特に運動能力がずば抜けているわけでもない。つまり格闘家としての才能はない

 

それでも世界一に輝いた実績を持っている

 

そして青木選手といえば何と言っても寝技!

”世界の青木”と言われるほどの寝技の持ち主で、彼の右に出るものはいない

 

そんな青木選手がどうやって世界一の寝技を身につけることができたのかというと、人の言うことを聞かずに自分の考えを信じ、そこに全ての時間を費やしたから

 

学生時代は柔道部であり、中学時代には寝技で勝つと言う自分のスタイルが出来上がっていた

 

しかし投げ飛ばして勝つことがスタンダードな柔道の世界において、相手に飛びついて寝技で勝つという方法が世間には受け入れらなかった

 

そんな中でも青木選手は自分の信じたスタイルを崩すことなく貫き通した結果、中学では補欠だったのに大学では全日本ジュニア大会で準優勝するほどの実力者になっていった

 

空気を読まないのはストイックの結果

 


読んでみて第一の感想は、青木選手はとてもストイックだと感じたこと 

というのも青木選手は格闘技で強くなるために、必要がないことは徹底してやらないということを述べている

 

例えばこんなこと

・友達をつくらない、群れない

・練習後に食事や飲みに誘われても、行きたくなければ断る

・価値観が異なるなら躊躇せずに縁を切る

・格闘技で食べていくために、エネルギーを全て格闘技に捧げる

 

極論すぎない?

成功するためにはこれらが必要だど保証されていたとしても、実際に実行できる人はほとんどいないだろう


嫌われることを嫌っている僕にとっては、価値観が異なるだけで縁を切るなんてこと考えたこともない

もし僕なら縁を切ったら裏で色々と悪口言われるんだろうな〜とか、自分が頼りたいときが来たら後悔するだろうな〜と思ってしまうね

 

無才能はリソースを全てつぎ込め

f:id:masansa:20180606064102j:plain

 

青木選手の経験談では、縁を切ってしまった人でもお互いの利害が一致した時には再度、手を組むことがあるという

 

結局は一度、縁を切った相手がもう一度、復縁したと思うような人になればいいだけのことなんだと思う


また青木選手は自分が買うもの、持っているものに関してはすべて理由を説明できるという

とにかく普段からこれは自分に必要なこと、ものであるのかを考えながら生きていることが分かる

 

才能がない人は贅肉を削ぎ落とすように、シンプルにやるべきことだけをやるというと

 

だから縁を切ることまでする必要はないけど、自分の使えるリソース(時間、お金など)を全て費やすことで一流になれるよってことかな

 

批判の対処方法

f:id:masansa:20180606064212j:plain


 とはいえ、このような行動をとると多くの人は批判してくることは想像つく

じゃあ青木選手はこの批判をどのように解釈しているのかというと

 

・批判にあえて触れることで自分を奮い立たせる

→”批判している奴をわからせてやる”という方向に考えてモチベーションをあげる

・嫌われるということは感情を揺さぶっているということ。感情を揺さぶってこそプロであると考える

 

これは、自分が正しいのだ!わからせてやるという風な気持ちなのかな・・・

僕にはすごく怖い

 

僕と青木選手の違いは、事象は同じでもそれをどう捉えるかという部分が悪い方向へ考える思考になっていることだ

 

僕は批判されることを恐れてネガティブに捉えているが、青木選手は”批判されてこそプロだ”ととてもポジティブな考え方


そして青木選手がこのようなポジティブになれるのは、自分がやることがしっかりわかっているから

芯がブレないからこそ、何を言われても前に進むことができるということだと思う

とにかく自分がやることを明確化し、 それをやり続けること。これが青木選手が強くなれた理由でした

 

人生のゴール

そんな青木選手にとっての人生のゴールは何なのか

 

青木選手にとっての幸せは、自分が人生をかけて打ち込めることを見つけること

これができれば人生の8割は成功だと述べている

 

今の自分は人生の全てをかけて打ち込めることは見つかっていない


僕が周りの人の目を気にしているのは自分のやりたいことがないこともあるのかもしれない

まとめ

才能がない人が成功するためには、以下のことが必要

 

・自分の人生をかけて打ち込めることを見つけること

・自分の信念をもち、どんな批判を受けてもそこに向かって全てのリソースをつぎ込むこと

・批判をモチベーションに変えれるくらいポジティブになること

 

青木選手の人生において、そんなことまでするのかと思うことまで行動に起こしていて、読むだけでヒヤリとする面白いエピソードもたくさんあった


極論のようなことを書かれてるけど、人の目が気になるとか、どうすれば自分らしい生き方ができるのかって悩んでいる人は読んでみるべき本だね

まずは自分の人生の全てをつぎ込むことを探すことから初めてみよう

 

おわり