「ハマるしかけ」という本にプロダクトがどのようにして習慣化していくのか?ということについて書かれてある。
自分自身の習慣化・中毒解消に役立てようといろいろと調べている状態。
本日はきっかけとなるトリガーの利用方法に関して紹介して、具体的にどう行動を変えればいいかを書いた。
外的トリガーと内的トリガー
習慣化するためには、何かしらのトリガーがあり、そのトリガーは外的トリガーと内的トリガーに分けられる。
外的トリガーとは、ユーザーに行動を起こさせるもの。
例えば、メールの通知が届くとか、ログインボタンをわかりやすく表示してログインを促すなど。これらのトリガーによってユーザーはプロダクトに接する機会を得る。
ただし、外的トリガーとは習慣化のサイクルの取り込むためのきっかけに過ぎない。
そこで内的トリガーが重要になってくる。
内的トリガーとは、そのプロダクトに触れることで考えや感情を刺激するものである。例えばSNSはなぜみなやるのだろうか?それは社会的つながりを持ちたいからその不安を解消するために利用しているなどだ。
こういった感情を動かす要素が内的トリガーであり、この内的トリガーを刺激させるとユーザーは完全に習慣化するのだという。
スマホ脳という本でも書いてあるように、スマホ中毒が引き起こされる原因もこの内的トリガーが要因なのだろう。今ではゼンリーというアプリで居場所さえも常にわかるようになっている。これらはすべて不安という感情を利用して中毒にさせているのだ。
ジャック・ドーシーはプロダクトを作る際に、ユーザー・ナラティブや共感マップ、なぜなぜ分析などによって、内的トリガーをしっかり分析しているらしい。つまり中毒になるものを理解して人がハマるように作っているのだ。
トリガーを自分の習慣化にどう活かすか
これらを読んで習慣化にどう活かすことができるのか?
良い習慣を作るというよりは、どちらかというと悪い習慣を断つのに役立ちそうな気がする。
自分自身の感情を理解すれば、その対処法を変えることができるから。
例えば、ストレスでスマホをダラダラとみて笑いたいなんてことがあったら、ランニングや筋トレなんかで代用することができる。人とごはんに行って笑うでもよい。ストレス発散の方法はいくらでもあるのだから。
このようにスマホを触りたい!ってなったときの感情をしっかり立ち止まって把握することが重要だろう。
まずは生活をしていて自分が悪い習慣をしているとき、どんな感情なのか?を分析していこうと思う。