まさ探訪

~社会の出来事や様子を僕なりに考えてアウトプットする雑記~

10年後、君に仕事はあるのか?の動画を見たら危機感を感じた

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どうも、まさです

 

今回は、藤原和博さんが「10年後、君に仕事はあるのか?」という題で講演している動画を見たので、感想を含め紹介したいと思います

 

動画を見てもらえればわかるのですが、ざっくり言うと、

テクノロジーなどで世の中は急激に変化をしているが、これから生き残っていけますか?ってことですね

その変化を教育現場を例に出して説明しているといったものになります

 


10年後、君に仕事はあるのか?~藤原和博が教える「100万人に1人」の存在になるAI時代の働き方

 

 

globis.jp

 

  

教育の変化

動画の中では教育方法がだんだんと変わってきているよという話がありました

 

ぼくも今までの教育に関しては、おかしい!社畜脳を作ってるだけだ!と何度か訴えていたんで興味ありありでした

 

www.masahiroblog.com

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では、どんな風に変わってきているんでしょうか?

 

20世紀の教育方法

20世紀型の教育は、答えのある問題を解いて答えを見つけるという作業を早くするということを目的とした方法です

 

そしてそれを藤原和博さんはジグソーパズル型の人間を作る教育になっているとおっしゃってます

そのため、ジグソーパズルという与えられた世界観の中で与えられた目標を早く達成することが評価につながっていた

 

逆に自分で目標そのものを立てたり、世界観そのものを考えるのが下手

つまりジグソーパズルはどんな形にして、絵はどうするのか、ピースは何個にするのか・・・ということを考えるのが苦手なんですね

 

なるほど。ジグソーパズルって例えうまいっすわ

 

例え考えてみたけど、中学校の宿泊学習でやったフィールドワークの宝探しゲームしか思いつかんかった・・・

 (誰かわかってくれるかな?)

 

21世紀の教育方法

 21世紀型の教育方法は、様々な情報を素にして自ら問題を作りその答えを導き出していくということを目的としている

 

こちらの教育方法をレゴ型という風に例えている

 

自分の作りたいものを考えて、どうやったら思ったものがつくれるのか考えるということ

材料だっていろんなものがある中から、何が必要で何がいらないのか取捨選択することもしなければいけない

 

この考え方は、20世紀型の教育では身につかないようなスキルになる

 

そのため、2020年からはセンター試験が廃止されて、基礎学力は普段の定期的な学力試験で決まり、受験では小論文のようなものになるみたいですね

 

そこに対応するために、もうすでに高校生にはスマホで意見を言わせてモニターに出すという方式をとっている学校もあるらしい

誰がどの意見を言ったのかはわからないような仕様になっているため、

気軽に自分の意見を持ち発言することができ、自分独自の考えを持つことができるようになる

 

今までの学校だったら、意見ある人?なんて聞いても誰も手をあげない

なぜなら人前で意見を言うということが恥ずかしい、こんなバカなことやっていいのか?ということを考えてしまうから

 

テクノロジーの変化によって、その恥ずかしさを隠すことができるようになったから、

こういうことができるってことなんだろうね

 

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今の日本の仕事の時給

そして話は変わって、今の日本の仕事の時給のことなんだけど、大体の平均はこんなかんじらしい

 

アルバイト:800円

IT派遣:2000円

サラリーマン:2000~5000

専門家(弁護士など):30000円

世界的コンサル(マッキンゼーなど):80000円

 

ワークライフバランスとか生産性とかって言われていている世の中なんだけど、

この差はなんなんでしょうか?

 

僕はスキルだと思ってましたね 

だけど、スキルってのはIT派遣であってもITスキルを高めれば時給が上がるっていう話で、職業による時給の違いってことにはならない

 

時給が違うのは何が違うの?

それは希少性だという

 

そして希少性のある人になりたければ、後ろを振り返ったときに誰もいないということで困っていてはいけないということ

なぜなら希少性というのはそういう状態になることだから

 

つまり20世紀型のみんな一緒のことをやるっていう教育ではそういう唯一無二な存在にはなれない

 

そして希少性を高めるための最短経路がこうだとも言っている

 

1つの仕事で100万分の1になるのは難しい

でも1つの仕事で100分の1になるということを、3つ掛け合わせることで100万分の1になるということ

 

これはホリエモンの多動力という本にも載ってましたね

 

3つ目はリスク、意外性のあるものを選ぶ方がいい。そのほうが世の中は応援してくれる可能性が高い

 

この考え方はよくわかるんだけど、3つを掛け合わせた何か商品を生み出すことができなければいけない

100分の1になる仕事を3つ持てるようになれば、掛け合わせた発想もできるようになるのか?

それとも、商品をつくるというまた別のスキルがいるのか?

そこには疑問が生じましたね

 

今から大人が21世紀型の考えをして対抗できるのか問題

そして20世紀型の教育を受けている僕たちの世代は、21世紀型の考え方を今から身に着けて、今の高校生が30代になったときに答えのないクリエイティブな発送という観点で対抗できるのか?とも思う

 

もちろん正解のあることを解いていく20世紀型のままであれば、AIなどにとって代わるのは明らか

じゃあ、正解のないクリエイティブなことを考える21世紀型の考え方を学生の段階から教育されている人に勝てないとしたら、何かしら新しい+αのものが必要なのかもしれない

 

あんまり思いつかないんだけど、例えば21世紀型の考えを持つ人たちのマネージメントとかどうだろう?

今、30代の人は、今の高校生が30歳になったときには40代になっている

 

大体の会社ではプロジェクトのリーダーなどを任されているだろう

 

そうなったときに、部下にあたる人は21世紀型の考えなわけ

20世紀型ではみんな一緒といういわゆる受け身の教育を受けていたため、部下(指示待ち人間)に正確に反発のないよう指示を与えるということでも一応、成立していた

(喜ばれはしないが・・・)

今の社会に独裁者のようなトップが多いのもそのせいかもしれないね

 

でも、21世紀型人間は自分で考えて行動するということや自分の意見を言うということが主体の教育を受けているから、そういったマネジメントは毛嫌いされ全く言うことを聞かないという可能性が高い気がする

 

そう考えると21世紀型人間のマネジメントのやり方とかを身に着けるというのもアリ?

 

おわりに

まとめると、教育を含め世の中は変化してきてるから、とり残されなさんなよってことなんだと思う

 

生物学者ダーウィンさんの名言にこんな言葉があります

強い者が生き残るのではなく、弱い者が生き延びるわけでもない。

生き残るのは、変化できるものである。

 

今は時代の流れが激しく、10年で驚くほどの変化をする時代になってきてるんですよね

例えば携帯⇒スマホとか。世界初のスマホiphone)って2008年に発売されたんですよ

 

時流をしっかり読んで、変化に対応できるような考え方を持っておくってことは必須のスキルになってるくでしょう

 

ってことで、じゃあの~