どうも、まさです
テクニカル分析ができるようになろうということで、
自分なりに勉強してそれを仮想通貨などに当てはめて考えてみることにしたよ
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第一回の今日はテクニカル分析の基本と言われるグランビルの法則について勉強した
そして過去のビットコイン(BTC)に当てはめるとどれくらい影響していたのか、これからはどうなって行くのか
そんなことを予想してみたら、実は今が買い時だと言う結論になった
グランビルの法則
グランビルの法則とは、移動平均線(MA)と株価の値の2つの比較することで、今後の株価を予測する方法
いきなり言葉だけで説明されてもよくわからん。。。
移動平均線とか専門用語も出てきてるし!
そうだね。じゃあまず移動平均線について説明するよ
移動平均線
移動平均線とは、過去の一定期間の株価の平均値をとったもの。
例えば、こんな株価があったとする
今日:100円
1日前:110円
2日前:113円
3日前:115円
4日前:112円
だとすると、今日の5日移動平均線は、5日間の平均である110円になる
これらの値を繋げたのが移動平均線なんだ
移動平均線は現在の株価と比較することで相場が強いのか弱いのかを判別することができる
5日移動平均線だけでなく、他にも中期の株価を予測するのに利用できる25日移動平均線や長期の予測に利用できる100日移動平均線などがある
じゃあ移動平均線がわかったところで、グランビルの法則を見てみよう
グランビルの法則
グランビルの法則は8つのパターンで株価を判断できる
そして8つの内、4つのパターンが買い時を示す法則、残りの4つのパターンが売り時を示す法則になっている
ではまず買い時から見て見よう
買いパターン
図での青い星がある部分が一番買うべきところだね
4つとはいえ移動平均線の動きと株価の動きがあるから、覚えるのに時間がかかりそう・・・
確かに初めて見る人からすると、難しいかもしれない
だけどこれら4つのパターンは基本的には移動平均線が上向きになっている(なりそう)時という共通点がある
あとは①、②、③のどのパターンなのかを見極めて、買い時を待つのみ
④に関しては例外で、短期的な場合のみ有効だから、初心者で④のパターンで利益を掴むのは難しいかもしれない
売りパターン
次に売りの4パターン
この4パターンは覚える必要なはい
なぜなら、売りの4パターンは買いの4パターンを反転させたグラフと同じだから
実際にひっくり返して見ると、こんな感じ
ただひっくり返しただけだから、右と左も反転してるけど、売りのチャートと全く同じ形になる
だから実質、覚えるのは売りか買いの4パターンのみでいい
グランビルの法則はビットコイン価格でも適応できる?
じゃあこのグランビルの法則はどれくらい価格予測できるのだろうか
今、話題の仮想通貨にグランビルの法則を当てはめて考えてみた
今回検証するのは、仮想通貨の中で王者と言われるビットコイン(BTC)
ではビットコインのチャートを見てみよう
BTC/JPY(1時間足)
こちらは2018年3月19日時点でのグラフ
そして移動平均線は水色が5日、黄色が25日、赤が100日となっている
このグラフでグランビルの法則が影響していると思われるところをチェックすると
大きく分けて4つあった。それぞれについて解説する
A:
赤の100日移動平均線が横ばい
黄の25日移動平均線、水色の5日移動平均線が上から下に割った
この場合は売りの①のパターンと同じグラフになる
実際に5日移動平均線と25日移動平均線が100日移動平均線を割ってから、下落が続いているのがわかる
B:
100日移動平均線(赤)と価格が乖離しすぎている
これは買いの④のパターンと同じである
C:
100日移動平均線(赤)が下がっている時に、価格が下から上に抜ける
これは売りの③のパターンであり、少し時間が経過してから下落しているのがわかる
D:
25日移動平均線(黄)と100日移動平均線(赤)が横ばいの時に、下から上へ価格が移動している
これは買いの①のパターンである
結果はまだわからないが、上昇することが見込める
実際には上がっていた
※2018年3月22日時点のグラフ
現時点でビットコインの価格予測
上の検証では、グランビルの法則がかなり影響していることがわかった
でもこれは結果論であって、まだわからない段階で予測ができないと意味がない
ということで現時点で価格がどうなるのかを予測してみた
BTC/JPY(1時間足)
こちらは先ほども書いたが、買いの①のパターンと同じである
そのため上昇が見込める
BTC/JPY(4時間足)
4時間足ではこのようなグラフである
このグラフを見ると、25日移動平均線(黄)が横ばいになるくらいで価格が下から上に抜けている
これも1時間足と同様に買いの①のパターン
ここから読めることは赤の100日移動平均線付近までは上昇すると予測できる
BTC/JPY(1日足)
1日足はこのようなグラフである
このグラフでは、価格が25日移動平均線(黄)が横ばい〜下落の時に、上から下に抜けて下落している途中ということがわかる
このまま下落し、25日移動平均線(黄)と乖離しすぎた時に上昇することが考えられる
しかし、乖離がの反転がどこで発生するかわかりにくい
そのため、あまり売り買いが予測できない
3つのグラフのまとめ
1時間足、4時間足、1日足でグランビルの法則での予測を行った
1時間、4時間足では上昇が見込める
1日足では下落、上昇の判断は難しい(どっちかというと下落)
ここから言えることは短期では上昇が見込め、長期ではまだわからない(少し下落が強い)ということ
まとめ
パターンは売り買いそれぞれ4パターンずつあるが、買いと売りのパターンは反転しただけのもの
グランビルの法則はビットコインにも適応できて、価格予測に大いに役立つ
おわり