まさ探訪

~社会の出来事や様子を僕なりに考えてアウトプットする雑記~

習慣化ステップ2:行動に移す

習慣化に関して「ハマるしくみ」という本を読んでいます。

前回までは習慣化ステップ1のトリガーについてまとめました。

masansa.hatenablog.com

 

今回はトリガーによって気づいた後に行動を促す仕組みについてまとめていきたいと思います。

まず行動をするには3つの要素が必要です。

1.モチベーション

2.能力

3.トリガー

 

ここでいう3番のトリガーは、前回お話したトリガーと同じだと思ってよいと思います。

ということは、モチベーションと能力の2つの要素が大切になってきます。

それぞれについてもう少し詳しく解説しましょう。

 

行動を促す要素①モチベーションについて

まず、ここでいうモチベーションとは、行動を起こさせる意欲のこと。

例えば、電話が鳴った時にその電話に出たいと思うかどうかなど。こういったモチベーションは基本的に欲望を刺激することで湧き上がります。

また、恐怖を感じさせるということも有効です。

例えば、「今だけセール」という文言は今やらないと損をしてしまうという恐怖心をあおっている文章になります。

人間として強い反応を示す、欲望と恐怖を刺激することで、相手のモチベーションを上げることができます。

 

行動を促す要素②能力について

能力とは、その行動が実際にできるかどうかということです。

先ほどの電話の例にすると、電話が鳴って出たいというモチベーションがあっても、何重にも鍵のかかった箱の中にスマホがあれば取り出すことが難しいですよね。

それよりもポケットに入れているスマホの方が電話にでることが容易になります。

こういったことが能力です。

そして能力の要素を有効に活用するためには、とにかく簡単にすることが大切です。

例えば、ダイエットをする際に毎日ウォーキングをするのであれば、玄関に靴と着替えを用意しておくとか。わざわざ奥からランニングシューズを取り出して、クローゼットの中から、、、なんてしていると、そもそもその行動が億劫になりますよね。

習慣にしたい行動の難易度を簡単にすることで、毎日のように続けることができるようになるのです。

そしてそれは労力だけでなく、金銭的だったり、社会的、時間的な観点で簡単にできるようになるべきです。

 

モチベーションと能力はどちらが大切なのか?

ではモチベーションと能力のどちらを優先的に刺激したほうがよいのでしょうか?

それは能力です。

なぜなら、行動を容易にするほうが比較的に簡単だから。モチベーションを上げるためには時間とお金がかかります。

例えば、以下の2つのアプリのどちらが習慣的に行うでしょうか。

1.  登録なし無料でインストールすればすぐに遊べて内容も理解しやすいアプリ。

2. ユーザー登録、毎回ログインが必要、有料、使い方が難しくマニュアルが必要。だけど、今ならセールで無料で使えるアプリ。

 

2は今だけ無料とはいえ、手間が多すぎて使う気になりませんよね。

つまり、どちらを優先的に投資すべきか?という質問の答えは圧倒的に能力なのです。