昨夜、僕の祖母が亡くなりました。
90歳まであと1週間という大往生だった。
僕はあまり実家にすら帰らないので、なかなか最近は会えておらず、来週帰省する予定だったがそこまで間に合わなかった。
今まで1人で寂しかっただろうから天国で祖父と楽しい時間をたくさん過ごしてほしい。
そして本日、通夜となりお坊さんに来てもらいお経を唱えていただいた。
お坊さんのお経というとなんとなく、抑揚があまりなく、語尾を伸ばしながら唱えるものを想像できると思う。
しかし、現在のお坊さんはそれだけではない。
最近のお坊さんは歌を歌う?
お経はメインのお坊さんが声を大にして唱え、お付きのお坊さんが小さな声で唱えていた。
順調にお経を唱えた後、メインとなるお坊さんはなんと歌を歌いだした。
歌と言っても、お経からフェードインできるようなバラードのような歌であった。
僕が似ていると思ったのは、夏川りみさんのなだそうそう。
でも歌詞の内容とかは違うので、別の歌だった。
歌詞は命に関する話。
しかもめちゃくちゃ上手い。
お坊さんなりの低い重低音は僕の心にとても響いた。
お坊さんになる条件はイケメン?
そしてメインのお坊さんとお付きになっているお坊さんが二人でお経を唱えていた。
もちろん、お付きのお坊さんは若くてまだまだ新人のようだった。
しかし、この若手のお坊さん。
髪がなくてもわかるくらいのイケメン。目鼻立ちがくっきりしてる。
例えるならば、ちょい悪にした市川海老蔵のような感じ。
僕はイケメンだわ歌を歌って上手いやわで、驚きを隠せなかった。
通夜で命の大切さを知る
その後、お坊さんからの2つのメッセージがあった。
この2つのメッセージはとても心に響いた。
1つ目は、
命とは1人では生きていけないもの。なぜなら欠陥があるように作られているから。
めしべとおしべが合わさって新たな命というものが生まれる。
それぞれ1つからでは生まれない。なぜなら欠陥があるから。
欠陥をそれぞれ補い合って生きていく。
という言葉。
自分はひとりで生きてきたわけではないし、これからもいろんな人に助けてもらいながら生きていく。
その意識をしっかり持って感謝を忘れないようにしないとと心に深く刻まれた。
そして、2つ目。
命とはろうそくのようなものである。
ろうそくは火を燃やし短くすることはできるが、長くすることはできない。
そして長さは決まっている。
だから大切なのは、そのろうそくの火で何を照らすかということ。
生きている中で何をするのか、世の中のために何ができるのかということなのだ。
ということ。
今やっていることは何のためにやっているのか、世の中のために役立っているかということを考えさせられた。
ただ毎日をだらだらと過ごしていてはいけない。
まとめ
今回、祖母が亡くなり、自分の人生を見つめなおさせられた。
今後、周りの人と協力し、感謝しながら生きていこうと誓った。
そして今までだらだらと生きてきたことに喝を入れられた感覚。
命の長さは有限なのだから、人生精一杯生きよう。
そして自分が世の中のために何ができるかもう一度考えよう。
おわり