まさ探訪

~社会の出来事や様子を僕なりに考えてアウトプットする雑記~

ビットコインの話題に乗り遅れた人のための解説

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最近、仮想通貨がとっても流行ってる。

 

特にビットコインについては、もう世間的にもかなり知られている。

 

だけど、実際にどんなものなのか、問題はないのかとか知らなかったから自分なりにまとめてみた。

 

  1. ビットコインってそもそも何?
  2. 何に使えるの?電子マネーとの違いは?
  3. ビットコインってどういう仕組み?
  4. 不安視されている問題
  5. まとめ

 

1.ビットコインってそもそも何?

ビットコインbitcoin)とは、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号通貨である。

(引用Wikipedia)

 

んーよくわからんね・・・。

 

ビットコインは仮想通貨というお金の1つのこと。

 

仮想通貨は名前の通り暗号化したお金で、実際にお金みたいにモノはないけど、データとしてお金の価値があるものって感じかな。

 

だから今持ってる1万円札と1万円分のビットコインでは何ら変わりがない。

ただし、ビットコインはデータとしてしか持てない。

 

そのデータはPC上のウォレットと呼ばれる財布で持つことができる。

 

ウォレットはビットコインなどの仮想通貨を扱っている会社に登録すればだれでも持つことができる。

 

bitflyerZaif,coincheckといった会社で主に登録できるよ。

 

ちなみに仮想通貨はビットコイン以外にもたくさん存在するからね。

世界でいう円、ユーロ、ドルみたいな感じ。

 

2.何に使えるの?電子マネーとの違いは?

じゃあそのビットコインはなんに使えるの?ってことなんだけど、お金と同様にモノを購入することができる。

 

もうすでに日本でビットコインで決済することが可能なお店が4000以上もあるのだ。

 

普段あまり気にかけていないと気づかないが、意外と普及している。

 

有名な企業ではビッグカメラなどが導入している。

 

では、なぜビッグカメラなどがビットコインを導入した決済を行うのかというと、外国人の観光客が日本円での決済を行わないで良いからである。

 

今まで外国人観光客は自分の国の通貨から円に変換し、商品を購入していた。

それが、ビットコインであれば変換する必要がない。

 

また、ビットコインで決済をすると手数料がほとんど取られないという点も優れている。

 

クレジットカード決済は受け手側の販売店が手数料を取られるという仕組みになっている。

しかし、ビットコインであれば銀行やカード会社を通すことなく、直接送金されるため、極わずかな手数料でいいのである。

 

それから僕が思ったのは、電子マネーと何が違うの?ってこと。

 

これには大きな違いがある。

 

電子マネーであるEdySuicaは事前にお金をチャージしておく必要がある。

それに対してビットコインなどの仮想通貨はチャージなど必要ない。

 

というか通貨の一つなのだからね。円と一緒の感覚でいいと思う。

もちろん、一番最初は円から交換したりして手に入れる必要がある。

 

だってドルを持ってない状態で、欲しいと思ったら円からドルに交換しなくちゃいけないでしょ?

それと同じ。

 

もしくは何か仕事をして報酬を円ではなく、ビットコインでもらうとかね。

 

とにかく1通貨として考えるのか一番わかりやすんじゃないかな。

 

ビットコインってどういう仕組み?安全なん?

ある程度、ビットコインがどんなものなのかわかってきたと思うけど大事ことは、それって安全なものなの?ってことだよね。

 

ってことで、ビットコインの仕組みがどのようになってるのかを解説するよ。

 

ビットコインには中央管理者がない

現在、円やドルといったお金は国が、クレジットカードは金融機関が管理をしていることによって整合性が保たれている。

 

しかし、ビットコインは円と異なり、管理している人がいない。

ではどうなっているかというと、ビットコインを使っている人全員で管理しているのである。

 

わかりにくいので図にしてみた。

 

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例えばAさんからBさんにお金を送金しようとすると、円であればAさんが銀行にお金を振り込んで銀行がBさんにお金を送金するといった仕組みになっている。

 

つまり、中央の金融機関を通さなければ、送金することはできず、金融機関がハッキングなどで改ざんされるとどれが本当かわからなくなる。

 

しかし、ビットコインであればAさんがBさんに送金したという通知が、関係のないC,D,E,Fさんの帳簿にも記録されているため、1つの帳簿を改ざんしても意味がない。

 

このようにみんなで管理しているため、誰か一人が不正を行い改ざんしたとしても、他の人が正しい情報を持っているからバレてしまう。

 

だから不正がしにくい。

 

ブロックチェーン

それからビットコインの仕組みを解説する上で外せないものがブロックチェーン

 

ビットコインブロックチェーンという仕組みによって稼働している。

 

ブロックチェーンとは、先ほどの①で解説したやりとりの帳簿をチェーンのように繋いで記録をしている。

 

帳簿は前後の関係を考慮した複雑な計算によって繋げられており、10分おきに1度、まとめて確定の処理が行われる。

 

この帳簿の計算を行うことをマイニングという。

マイニングを行うと、この複雑な計算を行う代わりにビットコインを報酬として受け取ることができる。

 

なので世界中にマイニングをして稼いでる人がいて、その人たちがいることでビットコインが成立している。

 

このマイニングで不正を行おうとしても、計算した答えの数が多い方が正しいという方式をとっているため、不正したチェーンは正しいとみなされない。

 

 

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4不安視されている問題

このように不正はしにくい構造になっているビットコインですが、問題がないわけではない。

 

そこで今、不安視されている問題について紹介する。

 

 ①51%アタック

先ほど、ブロックチェーンという仕組みで帳簿が繋がっており、マイニングで不正をしても繋がりが長い方が正とみなされるため、不正しにくいということを解説した。

 

しかし、全世界でマイニングを行なっている人たちの51%、つまり過半数が一致団結して不正を行うと、そちらの方が長いチェーンとなってしまい、不正が可能となる。

 

このように、マイニングをしている人が集まると不正が可能ということが問題となる。

 

②サトシナカモトが持っている100万ビットコイン

 

このビットコインはサトシナカモトという人物が考えたものである。

 

いかにも日本人の名前だが、それが本名なのか、また日本人なのかすらわかっていない。

 

そして世の中に出回っているビットコインの帳簿を見てみると、どうも全く動いていないビットコインが100万ビットコインほどあるということがわかっている。

 

そして、その100万ビットコインはサトシナカモトが保持しているのではないかと噂になっている。

 

もし、本当にサトシナカモトが100万ビットコインを持っていたとして、利益を確定させるために一気に売却したら・・・。

 

ビットコインの価格は大暴落し、混乱を招くだろうね。

 

そのような可能性があるということも問題だね。

 

5まとめ

ビットコインは世界で使える通貨であり、円をドルに変えるといった煩わしさがない。

 

そして不正もしにくい仕組みとなっている。

 

しかし、全くできないわけでもなく、まだまだ問題があるということは事実である。

 

これらの問題を解決することができれば、爆発的に普及するかもね。

 

おわり