前回は話題に乗り遅れた人へビットコインについて解説しました。
まだ見てなく、ビットコインについて知らない方はこちらからどうぞ。
ビットコインについての基本的なことは知らないとこれから乗り遅れてしまいますよ。
その第二弾として今回はICOについて解説するよ。
ICOってなに?
ICOとはInitial Coin Offeringの略であり、企業が独自のトークンという仮想通貨を発行し資金を調達するもの。
今までは、企業として資金を調達するには銀行でお金を借りる、もしくは株式を発行して集めるといったことが主流だった。
その株式を発行する方法をIPO(Initial Public offering)といい、その仮想通貨バージョンだと考えてもらっていいと思う。
株であれば、ベンチャーキャピタルなどから出資を受けるのが基本的な方法。
しかしICOは世界の誰でも出資をすることができる。
メリット
ICOで独自のトークンを購入した人は、そのトークンの価値が上がれば売却して利益を得ることができる。
いち早くいい企業を見つけ、買っておけば莫大な利益を得ることも可能かも・・・。
実際にビットコインに次ぐ人気No2のイーサリアムという仮想通貨はICOでトークンを発行するところから始まった。
1ETHあたり300円程度だったのが、今では40000円ほどまでになっている。
ETHはイーサリアムの単位ね。
プレセール中にたくさん買ってたらと思うと・・・
それくらい可能性があるものってこと。
トークンを発行する会社も株式に比べると簡単に低コストで発行できる。
実際に海外の企業は3日で100億もの資金を調達したという事例もある。
また、株では日本円でしか出資できないのに対して、独自トークンでは世界中で購入できるため簡単に出資できる。
詐欺に注意
ICOは別名プレセールとも言う。
つまり取引所に上場する前に販売しているので、このような言い方もされる。
ICOは安く買えるけど、結局上場しないとなると持っている独自トークンは価値のないものとなってしまう。
しっかりと自分の目で見極めて、なくなっても仕方がないと思って買った方がいいかもしれません。
まとめ
今後、起業の方法として株を発行するのではなく、仮想通貨となっていくのかもしれない。
いい企業のトークンは早めに見つけて買えば、莫大な利益を得ることができる可能性を秘めている。
ただし、取引所に上場している訳ではないので詐欺もある。
購入は自己責任なので、しっかり見極めて購入しよう。
おわり