よく好きなことを仕事にするだとか、好きなことだけやっていこう!みたいな記事を見かけますよね
そんな記事を見ると、でも仕事になるものってプログラミングとか英語とか決まったものでしょ?って思ってた
そういうすぐに仕事になれるものとしての特技・趣味が無い僕にとっては、好きなことを仕事なんて夢物語だった
でもなんでもいいから好きでやっていて身についた技術はいくつかある
小さいころを思い返してみると、好きなことをしていつの間にか人からスゴイ!って思われる状態になっていた体験があった
そのひとつが、けん玉
小学校4年生、5年生くらいまでしかやっていた記憶がないが、2段まで習得していた
知らない人は、けん玉って段とかあんのかよって思うかもしれないが、検定というもに合格すればもらえる
最近まで存在すら忘れていたのだが、inspirexさんという方がけん玉にハマっているという記事を見て思い出した
そんなとき1つ疑問として思ったことがある
僕の特技であるけん玉はあのまま好きで極めていれば、みんなの言う通り仕事として成り立ってたのであろうか?
けん玉をはじめて終わるまで
そんな疑問をしらべる前に僕がどうしてけん玉が得意になったのかというエピソードを紹介する
僕の親は共働きで、小学生1年生から学校が終わってから学童保育に行ってた
その学童保育ではなぜか全員で月に一回けん玉の検定をするという行事があった
その行事のおかげか学童保育にいる間にけん玉で遊んでいる人たちが何人かいた
それが僕が初めてけん玉に出会った瞬間だった
それから学童保育に行くとけん玉を触って練習するようになり、技ができるようになった瞬間はめちゃくちゃ嬉しかったし、親や友達にも自慢しまくってたな〜
自分が成長することが手にとって見えるので、嬉しくなりマイけん玉を購入し家でも練習をするようになった
そうやって練習した結果、2段という位置まで上り詰めた
学童保育の中では100人くらいの中、Top10には入るくらいの実力だったと思う
しかしまぁ飽き性な性格や部活に入りバスケの楽しさを知っていくと、けん玉に触れることもなくなってった
これが僕のけん玉との出会いから成長できるまでのストーリー
あのままけん玉をもっともっと極めても別になにも変わらないし、生きていく上では何の役にも立たない
当時の僕もそうだったし、ほとんどの人がそう思うだろう
けん玉を仕事としてやっている人がいた
そんなけん玉を仕事としている人がいた
日本初のけん玉師 伊藤佑介さん
この伊藤さんは10度の日本一に輝いており、ギネス記録も2つ保持するというキングオブけん玉
今は日本全国でけん玉ショーなどを行っている
つまり好きを仕事にしている人の一人なのである
この伊藤さんは小学生の頃にけん玉に出会ってる
なんとけん玉に出会う早さでいうと、僕の方が早い
そして僕も伊藤さんもだいたい同じ時期にけん玉にハマっていたという事実
では僕と何が違ったんだろう・・・
好きをとことん突き詰める
この伊藤さんと僕には違う点がある
それは、けん玉が好きすぎて突き詰めていったこと
伊藤さんはけん玉が好きすぎて、小学生の卒業アルバムに、大人になってもけん玉で何かをしたいと書いていたのである
その記事がこれ
僕にはそんな気持ちなかったし、大人になるまでやるほどハマってはいなかった
さらに伊藤さんはアルバイトをしながらでも、けん玉に使える筋肉を鍛えるためと考えながらバイトをしていたという
頭の中はけん玉でいっぱいだったのだ
それくらいけん玉を愛していたということ
つまり僕がけん玉を仕事にできなかったのは好きの度合いが少なかったこと
現に部活でバスケをやり始めたら全くやらなくなっていたわけだし・・・
頭がいっぱいになってそれ以外考えられないとうものを見つけたら、その時点でほぼほぼ”好きなことを仕事に”というのを実現できている気がする
あとは人に何を言われようと、それを信じて好きなことをただただやるだけ
まとめ
好きなことを仕事にって記事はたくさんあるし、本当にできるのかよって思っていたけど、実際好きなことをして生きている人がいた
ただ、何をやってもその好きなこと以外のことは考えられないというものでないと仕事として食べていくには難しいかもしれない
自分がそれ以外考えられないくらい好きなものを見つけることができれば、もう好きなことを仕事をするという5割は達成できているのではないでしょうか
だから、それを見つけるためになんでもやってみることは大切だと思う
おわり